革製品のお手入れとモノの寿命

革製品のショップ店員として、長年勤務している友人が、最近、こんな事を溢すようになりました。最近の若い世代の子たちに、革財布や鞄を販売する際に、お手入れの道具はお持ちですか?と尋ねると、どんな道具ですか?と聞かれるのだそうだ。「どんな道具ですか?」と返答すると言う事は、革製品のお手入れをする道具自体を知らない世代であると言う事なのではないかと、私に言葉を投げかけてきたのです。お互いに、子どものいない夫婦生活を送っているので、最近の若者世代の有り方には、疎い傾向があるのですが、革製品のお手入れの道具が自宅に無い、もしくは、今までに見た事もないという事は、靴を磨いた事もないのではないだろうかと、友人は言い出したのです。最近は、自宅の掃除も、お掃除ロボットが、住人の留守中に人知れず行ってしまうような世の中ではあるので、靴磨きなども、ロボット感覚で人任せに行っているのか、もしくは、全く磨いていないのかもしれません。友人は、そのような若者たちに、革製品のお手入れの方法を、親切丁寧に実演しながらレクチャーするそうなのですが、お手入れ道具を持っていない若者たちに、最低限に必要な道具を一式揃える事を勧めてみると、そのセット価格を聞いた時点で、ほとんどの革製品の購入者が、必要ないと断りを述べるのだそうです。せっかくの、質の良い革財布や鞄を、購入しても、定期的にメンテナンスを行わなければ、カビやシミの原因となる汚れが溜まり、不細工な姿になってしまうかもしれないのに、若者たちの大半は、革世品のお手入れ道具に興味をもたないのだそうだ。物が豊富に溢れている時代の物の考え方なのでしょうか?最近の若者世代は、自転車のメンテナンスの仕方も知らないといった事を、先日、ご近所さんから聞いたばかりでもありました。日常的に使用するモノ自体は、メンテナンスを行っていく事で、生涯使えるものがほとんどであるという事実を、知らない子どもたちが多いという現れなのでしょうか?

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